水差しや墨床などの小物は、キッチン用品で
キッチン用品で代用できて、使い勝手が良いもの
墨床は、しょうゆ皿や箸置きで
墨床(墨置き)はあったほうが、「うっかり周囲を汚してしまう」という失敗を減らせます。代用するなら、細長いしょうゆ皿で「しょうゆを片側にためる傾斜のついたもの」が使いやすいです。写真左は、しょうゆ皿に2丁の墨を載せた場合。小さめの箸置きなら、1丁くらいの墨が丁度良いようです(写真右)。どちらもセリアで買いました。
水差しと柄杓は、ガラスの小鉢と計量スプーンが便利
書道専用の水差しに、小さな柄杓がついたものもあるようですが、ちょっとお高めなので、ガラスの小鉢と計量スプーンで代用しています。
写真の小鉢は、縁にカーブがあり、凹んだ部分にスプーンを載せると丁度よく収まります。百均で買いました。
計量スプーンの容量は、通常の書道は1スプーン (1cc)、かな用は1/2スプーン (0.5cc) にすると、「1杯 = 墨をする1回分の量」に近くなります。
使い終わった筆を拭う紙に少量の水を落とす時も、
適量の水がすくいやすいです。
墨床と筆置きになる食器もあり
箸置きと薬味皿が一緒になったものなら、筆置きと墨床が1つで済みます。ショッピングモールの食器コーナーで買いました。
ドレッシング入れの、意外な使い方
筆が固くて下ろしづらい時に
穂先をドレッシング入れのカーブの部分に当てると、毛先が痛まず、ほぐしやすいです。糊が固い時には、水を少々入れても。写真のものは卵よりちょっと大きめ位のサイズで、4号くらいの太筆も下ろせます。百均で買いました。
指先を拭いた紙を入れる、小さなくず入れにも
墨で指先がちょっと汚れた時には、キッチンペーパーを細く割き、水差しの水を少々つけて拭いています。ティッシュよりしっかりしていて、ウエットティシュよりも経済的。万年筆やつけペンのペン先なども拭きやすいです。
専用のおしぼりを用意しても良いのですが、うっかり墨のついた面で拭いて、余計に手を汚してしまったことがあったので、この方法に落ち着きました。
キッチンペーパーを割いたものは、ゴミの量も少なく何回分も入ります。たまってきたらくずかごへポイ。形が良いので捨てやすく、ガラスなので、洗うと汚れもすぐに落ちます。