かくかくしかじか

かくコト、かくモノ

下敷きと文鎮、墨を使いやすくしよう

大きめの下敷きなら、のびのびと書ける

書道下敷きの半切用を半分に切ったもの

半切用の下敷きを半分に切って使用しています。「かな書道」をやっていると、半紙を書きやすい位置に細かく移動させることが多いのですが、下敷きを大きくしたら、のびのびと動かすことができるようになり、ストレスがずいぶん減りました。下敷きが机の上で滑って動く時は、端に文鎮を置くと良いです。

文鎮のいろいろな使い方とプチ改造

凹凸のある文鎮は、筆置きにも

文鎮を小筆の筆置きにした場合文鎮を太筆の筆置きにした場合

筆置きは、専用の物もありますが、文鎮でも十分に代用できます。机に置くものを減らし、スペースを広く使いたい方に。

文鎮の紐を、丈夫なものに交換

文鎮の紐を交換

文鎮についている「組紐」が、使っていくうちに段々とほぐれていくのが、何となく嫌でした。ほぐれない紐や金具などを色々探しましたが、今の所「合成スエードの紐」が一番使いやすいです。手芸店や百均でも手に入ります。

最初はカラフルな色で楽しんでいましたが、つい墨をつけて汚してしまうので、今は黒のスエードにしています。

文鎮を、普通の本にも載せられるように

文鎮の裏に滑り止めを貼る滑り止めを付けた文鎮を普通の本に載せたところ

手芸店で売られている「合成皮革」のシートは、文鎮の裏に両面テープで貼ると、具合の良い滑り止めになります。書道テキストや字典などを開いておきたい時にも、重宝します。

墨の刻印の色が手につく時は

墨の刻印の色の粉を練り消しで取る

墨によっては、色のついた粉を刻印に擦り込んでいるタイプの物があり、墨をする時に指先に色の粉が付いて、知らないうちに半紙を汚してしまうことが(古梅園の「紅花墨」など)。

私は先の細いキリでかき出し、練り消しで残った粉を取っています。一度やっておけば、後は汚れを気にすることなく、集中して書けるようになります。

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