日ペンの書風の競書誌「ペンの光」
ペンの光をやってみることにしました
日ペンの講座を修了したけれど、気を抜くとすぐに下手な字に戻ってしまうので、市販のペン習字のテキストを買って練習しようかと思っていましたが、「ペンの光」という競書誌も少し気になっていて、1ヶ月ずつの購読もできるようなので、やってみることにしました。
4つの部に提出することに
規定部、かな部、漢字部、筆ペン部に提出することにしました。
規定部
漢字・かな混じりの1行を、楷書や行書で書きます。書風は日ペンの通信教育と同じもので、基礎作りに良いです。
漢字部
楷書、行書、草書の二字熟語を5組ずつ、合計15の熟語(30の漢字)を書きます。
私は草書が好きなのですが、初めて書く字だと「どうしてこんな風にくずすのか」が分からないことも多いです。他のくずし方を何種類か見てみると納得がいくことがあるのですが、市販の字典なら、日ペン名誉会長の石川芳雲先生が書かれた「標準 硬筆字典」が参考になります。
手本を集字して作った、マイ・字典。
ファイル名を「音/訓_漢字.拡張子」にして、
表示を「名前順」にすると探しやすいです。
かな部
新規〜5級は、俳句などの前半部分を1行、それ以上は、和歌の散らし書きです。
4級〜準初段は、以前は石川芳雲先生が担当されていました。美しい書風で、こんな風に書ければいいなと思っていましたが、今年の夏にお亡くなりになり、残念でした。ご冥福をお祈りします。今の先生の書風も、とても美しいです。
筆ペン部
筆ペンで、漢字・かな交じりの1行を、楷書や行書で書きます。筆ペンは書道経験者でも苦手な方がいるらしく、私は初心者なので、もっと練習が必要なようです。
字典を参照したい場合、日ペンの書風の「筆ペン標準字典」が、がくぶんで販売されています(トップ画像の中央は、そのページの一部です)。
「ここからはじめる書道入門」は、田中鳴舟先生が書かれた市販の書道入門書ですが、筆を使って基本的な漢字やかなを練習できるので、筆ペンでもヒントになることが多いです。
やってみて分かったこと
日ペンの書風を追求したい人には、とても良いです
ペンの光は、「日ペンの書風が好きで、さらに追求していきたい」という人には、とても良い練習方法だと思います。上手な方は段や師範の資格などを取って、人に教えたり教室を開いたりと、どんどん可能性が広がっていくのかもしれませんね。
書道もやった方が上達する?
「ペン習字をするなら、書道も良い経験になる」と、聞いたことがあります。「ペンの光」を続けていくうちに、私は書道もしたくなってきました。